居場所とジェンダー

アイキャッチ画像 日常のこと

こんにちは。

4月に入り、新生活が始まった人も多いですよね。

Instagramのほうでは
ストレスや睡眠などについても投稿していますので
ぜひチェックしてみてください。

さて、最近も色々と気になるニュースがあったので
思うことを書いてみたいと思います。

気になったトピックは以下

トピックそのものというか、ニュースに対する読者の反応のほうが
私としては気になってきました。

こうした、ジェンダーや男女平等の話題に対して息苦しさを感じたり
マイノリティの方への過剰な配慮だと感じたり
男女以外の人に対する配慮として、逆に不平等だと思う人もいるんだな、と。

 

先日、2月からNetflixで配信されたジニー&ジョージアを見ました。

主人公の15歳のジニーは、黒人ほど黒くもなく、白人ともいえない
自分の肌の色にコンプレックスを感じているようで
学校での教員の差別的な発言にも敏感です。

そして、8話目での「自分の居場所」をテーマにした
エッセイがとても印象的でした。
一部、吹き替えから引用します。

子どものころ 人の首は傾いているものかと思っていた
いつもそうやって見られたから

ボックスが複数
ひとつチェック もうひとつチェック

皆は知らない 私のように層(layer)の間を突き進まない
あちこちと行き来しないし
あっちこっちと自分で決めることもない

今日はどの自分が周りに合うか
どんな性格なら一番角が立たずに溶け込めるか

うまくやって 核心に触れずにいられるか
性格のスイッチを切り替えて運命を決めるみたい

私はいつだってペテン師 いつだって迷子
いつだって道を聞いてばかり

みんな かかしのように適当に示す
風が吹くままに私を吹き飛ばす 竜巻のように

何かの申請や登録などで、必ずと言っていいほどある性別の欄。
□ 男 □ 女 のチェック欄で迷ったことはありますか?
迷って、今日はこっち、と自分で決めることはありますか?

最後に、ジニーは自分の居場所は「狭間」だと言います。

そんなふうに思ったことがある人はどのくらいいるでしょうか。

最近、pronounsについても話題になっていますよね。

pronounとは代名詞のことで、heやshe、そしてtheyなどのこと。
女性に見えるからといって、「彼女は」と勝手に推測して使うのではなく
相手が明示している、正しい代名詞を用いることが出来る利点があるとされています。

実際にSNSのプロフィール欄に書かれているのを見ることも増えましたが
それくらい、自分の性や自分自身を意識すること、どう認識してもらうかは重要なことです。

先ほどのTDRの園内アナウンスの変更に関して
気にしてない他の人が「そんなこと気にし過ぎだ」とか
「他にやることはないのか」と言うことはできないと思います。

確実に選択できるチェック欄がそこにないこと
「Ladies and Gentlemen, Boys and Girls」に自分が含まれてないと感じることの大きさについて考えたり、想像することも必要ではないでしょうか。

別に、誰かの選択肢を減らしたわけではなくて
気にしている人がいて、それに企業としてできる範囲で対応して
より多くの人に快適に過ごしてもらう、ということじゃないのかな、と思います。

息苦しさを感じる人は
もしかしたら、今まで快適に過ごせていた自分の行動が
否定されたようにも感じるのかもしれませんね。

どこまで配慮すべきなのか?あれもこれも?
と思うと、いちいちめんどくさい、と思うかもしれませんが
お互いで話し合いながら進めていけるといいですよね。

 

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