自分のきもちを整えるために
自分のケアのために、時間をとっていますか?
後回しにしていませんか?
ドキッとした人もいるかもしれませんね。
ケアといっても、色々ありますよね。
コンビニご飯が多い人は、栄養バランスを考えることもケアです。
しっかりと睡眠がとれていない人は、十分な睡眠をとることもケア。
時間がある夜にゆっくりお風呂につかって、パックをして、お風呂上りは念入りに保湿をして・・・
ってやりたいけど、なかなかできない日も多いですよね。
何をもって「ケア」と言うのか?
「気にかけること」とか「世話をすること」だと思ってもらってかまいません。
忙しい生活、次々と新しい情報が入ってくる生活の中で、ないがしろにされがちなのは、自分自身のケアではないでしょうか。
今回は「自分のストレス反応を知る」をテーマに書いていきたいと思います。
ストレスとは?
「ストレス」という言葉は日常でもよく聞く言葉ですよね。
英語のストレス(stress)には、外圧、重圧、緊張などの意味があります。
人前での発表、任せられた仕事、ギリギリの締め切り、終わらない家事・・・
生活の中で緊張したり、重圧を感じることがあると思います。
これらが「ストレス」となり、その反作用で現れるのが「ストレス反応」です。
一言で「ストレス」と言っても、何に、どのくらいストレスを感じるかは人によって異なります。
例えば、ジェットコースターに乗るとします。ジェットコースターが好きな人はストレスと感じませんが、苦手な人は大きなストレスを感じます。
このとき、苦手な人が感じている不安感、ドキドキ感などがストレス反応です。
自分のストレス状態を知る
それでは、いよいよ自分のストレス反応をみていきましょう。
ストレス反応は「心理面」「身体面」「行動面」の3つに分類されます。
友人と話しながら出てきたものを、以下に例として分類してみます。
心理面の例
身体面の例
行動面の例
分類してみると、意外と心理面の反応が少ないな、と思いました。
身体面、つまり健康面での変化や、行動の変化が意識しやすいんだろうと思います。
少し前に、ス○○ングゼロのような、アルコール度数の高い缶チューハイが流行りましたね。値段が手ごろで、酔いやすいことが理由のようです。
例えば9%のアルコール度数でロング缶(500ml)の場合、純アルコール量は36gです。これはテキーラのショット、ウイスキーシングル(40度、30ml)で考えると3.75杯にもなります。
酔いやすいのは当然として、意識せずとも飲み過ぎているときがあるかもしれません。飲酒量の増加には注意してください。
自分の中で、この反応が出たときはちょっとしんどいとき、この反応のときはまだマシだ、というように反応の大きさについても考えてみてください。
後々、対処行動を考えるときにとっても役に立ちます。
ストレス反応を知るメリット
自分の場合こういう反応が多いな、ということが少し掴めたでしょうか?
人に連絡をとったり、SNSへのつぶやきが多くなったりと、人との交流に向かう人もいれば、とにかく一人になりたい人もいるかもしれません。
最初に書いたように、ストレス反応は何らかの外圧や緊張の反応として出てくるものです。
自分のストレス反応を整理しておくことで、ストレスにも気づきやすくなります。
そして何よりも、その後の対処をしやすくなります。
「でも、ストレス自体をなくさないと意味がないのでは?」とも思いますよね。
ストレスを無くすことができればいいですが、実際にはなかなか難しい場合が多いです。
ストレス因自体に対処できそうな場合、対処が必要な場合は、もちろんその方法も考えていきましょう。
次回以降では、ストレス反応への対処について取り上げていきます。
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